予定を立てないという選択

僕は明日の予定を立てることをやめた。

明日のすべきことに縛られたくないという思いもあるけど、やりたいはずのことが、むしろ僕を追いかけてくるような切迫感に変わることへ嫌気がさして、明日を考えることをしなくなった。

未来の目標へ辿り着くための近道として計画を促してくれるのはありがたいことだが、僕はむしろ遠回りしてでも気が楽な方がいいし、そもそも未来の目標自体が平野のあちらこちらに散乱していて回収困難だから、計画など立てようがないのだ。

僕は明日のことで悩まないし、未来のことで苦しまない。計画に催促される人生は潔く諦めよう。まだ見ぬ世界は恐れるために存在しない。